彼岸花を愛でる

ひろぺん

彼岸花が沢山咲きだして秋を感じさせてくれるね。

まどっち

彼岸花ってちょっと怖い気がする。

ひろぺん

昔私もそう思ってた。

自分が若かった時、彼岸花はあまり好きではなかったですね。

赤い花はもともとあまり好きではなかったし、花の形も何か毒々しさを感じさせて近づきたくない花でした。それなのに、最近年を取ったせいか、彼岸花が咲いていると愛でるように眺めてしまいます。

田んぼのあぜ道に咲いている彼岸花。神社の鳥居の下に咲いている彼岸花。川土手に咲いている彼岸花。どれも愛おしく感じるようになりました。

彼岸花はどうしてお彼岸がわかるの？

先日都会の友人に彼岸花の写真をラインで送ると大好評でした。秋の時を感じさせてくれる花だよね！と大盛り上がりでした。

日本の秋に彼岸花は映えます。

今年はお彼岸の頃になっても、とても暑く秋の気配など全く無かったのに、彼岸花はきちんと咲きました。

どうやってお彼岸が来たとわかるのだろうと友達が不思議がっていました。私も不思議だと思います。彼岸花ってどこか謎めいていますよね。

白い彼岸花が咲いた

今年突然、白い彼岸花が出現しました。

白い彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」だそうです。私達の年代には心に響く花言葉ですね。彼岸花が白くなる原因は彼岸花と水仙の自然交配による白化変種らしいです。

白い彼岸花は人生の儚さや無常さを象徴し、一期一会の大切さを教えてくれる花だそうです。

彼岸花は秋に咲くことから収穫の季節や人生の終焉を意味すると言われています。だから年をとって人生の終盤に向かう年代になって、彼岸花に愛おしさを感じるのでしょうか？

若い頃には分からなかったことが年を取ることによって理解できる良い例だと思えるようになりました。

ひろぺん

年をとってから分かることって多いのよね。

まどっち

う～ん！分かるようなわからんような。